10.布崎

布崎(ぬのさき)

大正4年2月、線路が一畑まで延伸されることで設置しました。

駅のすぐ西側は、古くから船を用いて平田の街から物資を各地へ運んでいた船川が流れています。

当時の動力は蒸気機関車でしたが、松江まで延伸の際、時勢を考慮して電化することになり、基幹施設としてここに変電所を建設したことで、昭和2年10月、出雲今市~一畑間に電車が走り始めました。

以来80有余年にわたり変電所は現役で稼働しており「我が国の鉄道経営史・産業史を語る上で欠かすことのできない建築物」として、平成23年1月に国の登録有形文化財の指定を受けました。

駅舎情報

駅舎 登録有形文化財となった布崎変電所 船川鉄橋と5000系電車
駅舎 登録有形文化財となった布崎変電所 船川鉄橋と5000系電車

時刻表

令和6年4月1日より

所在地