03.大津町

大津町(おおつまち)

大正3年4月開設。古代から江戸期にかけ、斐伊川を通う船が奥地の産物を運んだ大きな港があったことから「大津」と名付けられています。今は線路が撤去されていますが、広い構内を持ち、貨物列車の往来があった頃の賑わいを偲ばせています。

駅前の旧道沿いには松江藩の殿様が泊まった本陣、呉服屋、酒屋、白壁の蔵、染物屋など古い佇まいが今でも残ります。

駅の東には斐伊川に架かる「神立(かんだち)橋」があり、この近くに「万九千(まんくせんじん)神社」が鎮座しています。神在月に出雲大社で神諮りの会議を行なった神々は、最後にこの神社に集まり、宴を行なってからそれぞれの地元にお帰りになると言われており、故にこの地を「神立」といいます。

駅舎情報

駅舎 1番線ホーム 待合室
駅舎 1番線ホーム 待合室

時刻表

令和6年4月1日より

所在地