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時代に合わせて
形を変化させてきた
一畑グループの牽引役。

staff田邊実は、一畑グループに建設会社があるとは知らなかったんですよ(笑)。しかも、空港や学校などの大きな建築物から一般住宅まで、幅広く手がけている会社だということを知ったのも、入社してからです。

堂領僕は近所に住んでいたので、小学生の頃から一畑工業のことは知っていました。それで、いざ就活という時には先生にも勧められました。

staff稲村私は出雲大社が好きで、卒業研究に門前町の改修をテーマにしたほど。だから島根に帰って建築の仕事をするなら地域に根付いた会社がいいなと思って。一畑電鉄をきっかけにこの会社を知って入社したんです。

大型の公共事業に挑戦。
初めての経験を糧にして
人も会社も成長する。

staff田邊今までで一番やりがいを感じたのは、平成28年に完成した新松江市総合体育館の建設工事ですね。松江の顔になる建物で、しかも40年は確実に残る。そんな大きな現場を任せてもらえるんだと、目一杯意気込んで臨みました。

staff堂領普通なら大手ゼネコンが入るところを、地元3社のジョイント・ベンチャー(JV)で手がけたんですよね。地元の企業だけでこれだけの大きなものができるんだぞ、って。

田邊初めて経験する工種も数多く、毎日100人を超える職人さんたちを束ねていました。図面も3Dで大変だったけど、あれだけ大きな公共事業を手がけたら、次からはどんなものでもできる!という自信になりましたね。でも、住宅は住宅でまた違う難しさがある。現場は一つとして同じものはないから毎回が勉強です。

早く一人前になるように、
後輩の面倒を見ることで
先輩の指導力も育つ。

staff堂領稲村さんは、僕が最初に携わった現場の上司です。入社してすぐ、出雲空港のトイレの改修工事現場に飛び込んで、建築用語も仕事もいちから教えてもらいました。

稲村その頃から最近まで、私はずっと空港が担当で。改修工事がほとんどですが、規模も請け負う金額もだんだんと大きくなって、搭乗待合室の金属探知器を2レーン化する工事では、現場代理人を任されたり、後輩もちょっと育てたり。

堂領ちょっとじゃないですよ! いつも気をかけてもらっていると感じていました。

staff稲村いろいろな種類の改修工事を経験できて面白かったのですが、後輩指導はこれからの私の課題。わからないことを汲み取って指導できる先輩になりたいですね。

目指せ!一級建築士。
資格を取ってより大きな
プロジェクトを手がけたい。

堂領僕はその後、10カ月間、島根県民会館の耐震工事を担当しました。安全かつ作業がスムーズに進むよう心がけて、完成した時は達成感でいっぱいに。「これをやったよ!」と自分の仕事が残る。何よりもそこが魅力です。

staff稲村堂領くんも私も、今の目標は一級建築士の資格取得。お互いがんばろうね!

staff堂領はい。早めに資格を取って、現場の責任者として任されるように成長していきたいです。資格が取れると、もっと大きな現場を受け持てるようになりますから。

稲村資格も大事だけど、経験も同じくらい大事。現場ごとに違うお客様からの要望を解決していくのが私たちの腕です。想像力を働かせて、先を読める現場代理人になりたいですね。

建物を作るのは人。
人間関係を大切にして、
ふるさとに残る仕事を!

staff堂領この仕事は、協力会社さんにお願いすることが多いのですが、稲村さんや田邊さんはどんなことに気をつけて仕事をされていますか?

稲村自分から積極的に声をかけて、明るい現場にするように心がけています。それに「稲村さんに任せてよかった」と自分の名前で呼ばれたいので、先輩たちが積み重ねてきたものに見劣りするような仕事はできません。プライドを受け継ぐ覚悟を持って現場に臨んでいます。

staff田邊二人には、人間関係を大切にして成長していってほしいですね。結局、建物を作るのは人。体育館の現場を経験して、特にそう思いました。だから後輩たちには、信頼関係の築き方を重点的に教えていくことが私の役目だと思っています。

■地元の総力で街づくり

松江を代表する3社のJV(特別共同企業体)で作り上げた
新松江市総合体育館

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ジョイントベンチャー(JV)とは、一つの建設工事を受注・施工することを目的に、複数の企業が協力して請け負う事業組織体のことを言います。大規模なプロジェクトになると、大手ゼネコンが単独で受注するケースがほとんどですが、新松江市総合体育館の新築工事は、「松江の顔」となる建築物。そこで、地元の建設業者が総力を挙げて作ろうと立ち上がったのです。

協力業者はなんと100社以上。その取りまとめ役として一畑工業を含めた3社が協力し、工事管理において采配を振るいました。そして、平成28年春についに完成。生まれ変わった体育館は、松江を代表する建築物として非常に高く評価されています。

■島根の景観を守る

私たちが手がけた「松江歴史館」が
第22回しまね景観賞を受賞!

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国宝松江城のお膝元に位置する「松江歴史館」。城下町の街並みの中にあって、武家屋敷風の外観は、違和感なく街に調和した存在となっています。この施工も一畑工業を含むJVで担当しました。

しまね景観賞とは、快適で文化の薫り高いふるさと島根の景観形成に資することを目的に、新たな魅力を発掘するために設けられたもの。第22回目は、応募総数106件の中から10件が受賞し、この狭き門で、私たちは「島根県庁舎(平成の耐震改修)」とともに表彰されました。

この受賞を機に、改めて私たちの仕事がふるさとに貢献できていることを認識できました。これからも島根の景観を守り、住む人が誇りを持てる街づくりを目指していきます。

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