昭和5年2月、大社線の開通に合わせて開設。それまでは鉄道開業時に川跡と大寺の間に「鳶巣(とびす)」駅が設置されていました(川跡駅の開業に合わせ鳶巣駅は廃止)。
駅の北約1kmのところには、戦国時代に築かれた、標高285mの山城「鳶ケ巣城址」があり、西に大社湾、東に宍道湖が一望できます。
戦国時代は川跡の辺りまで宍道湖があったとされ、 16世紀初頭の頃から宍道氏の居城でしたが、この地が交通・軍事上の要衛であり、水軍を持つ毛利氏にとって神門の水海、宍道湖、日本海を結ぶ要であったため、後に毛利氏によって尼子攻略の拠点として修築されました。
駅舎 | 川跡は大社線の分岐駅 | ホームから斐伊川土手を望む |